毎日の家事や育児、家族の予定に追われていると、「もっと計画的に動かなきゃ」「しっかり予定通りにこなさないと」と自分にプレッシャーをかけてしまいがちです。
SNSで見かける“完璧な1日スケジュール”に憧れながら、現実は思うようにいかず、つい落ち込んでしまう…そんな経験、ありませんか?
そんなときに取り入れてほしいのが、“ゆるくて続けやすい”時間割です。ゆるい時間割は、あえて「ざっくり」「余白あり」で作ることで、予定変更にも柔軟に対応できます。
この記事では、そんな「ゆるい時間割」の作り方や実例を、主婦目線でわかりやすくご紹介していきます。
ゆるい時間割の基本ルール|1日をラクに整える考え方
ルール1|時間割はざっくり3つに区切る(朝・昼・夕で十分)
朝・昼・夕の3つに分けるだけで、全体の流れが見えやすくなり、頭の中がスッキリします。
例えば「朝は家事と子どもの準備、昼は買い物や自分の時間、夕方は夕食づくりと片付け」といったイメージで、ざっくりとした時間の枠を作っておくと、その時々で多少ズレても慌てずに済みます。
細かく時間を割りすぎると、ちょっとした予定のズレで焦ったり、自己嫌悪になったりしやすいもの。だからこそ、無理なく続けられる「ざっくり3区分」が、忙しい主婦にちょうどいいんです。
ルール2|「やること」と「やらないこと」を分ける
「全部こなさなきゃ」と思うと疲れてしまいますよね。そこでおすすめなのが、「今日はやらないことリスト」を作ること。
「洗濯物はたたまずカゴに入れておくだけ」「床掃除は週末に回す」など、自分をラクにしてくれる“省略ポイント”を決めておく。やるべきことの優先順位をつけることで、エネルギーを注ぐべきことに集中でき、無理なく1日を終えることができます。
ルール3|余白時間は意識して”確保”する
予定のスキマ時間や、わざと予定を入れない“白い時間”を作ることも大切です。その時間は、お茶をゆっくり飲んだり、スマホで好きな動画を見たり、本を読んだりして、自分を労わることに使ってください。
「休む」ことも、立派な予定。詰め込みすぎずにゆとりを持たせることで、予定変更にも対応しやすくなります。
ルール4|家族のリズムに合わせすぎない
家族の予定に振り回されてばかりだと、自分のことが後回しになってしまいがち。もちろん家族のサポートは大切ですが、自分の「やりたいこと」や「休みたい時間」も大切にしましょう。
たとえば「お昼の30分は絶対に一人で過ごす時間にする」など、小さな約束を自分と交わしてみてください。家族にその時間を伝えておくと、自然と協力してもらえることもあります。自分時間をしっかり持つことで、笑顔のエネルギーも湧いてきますよ。
テンプレ実例|主婦向けゆるい時間割のサンプル集
平日サンプル|朝から夕食までのやさしい流れ
- 朝(6:30〜9:00):起床、朝ごはん準備・片付け、子ども送り出し、自分の朝食
- 午前(9:00〜12:00):洗濯・掃除、買い物、自由時間
- 昼(12:00〜14:00):ランチ、休憩、軽いストレッチや読書
- 午後(14:00〜17:00):家事のつづき、夕飯準備、子どもお迎え
- 夕方(17:00〜20:00):夕飯、家族団らん、片付け、入浴
週末サンプル|家事・買い物・自分時間のバランス
- 午前中にまとめて掃除や買い出し
- お昼〜夕方は家族とお出かけや、自分の好きなことに使う
- 夜はのんびり、週末だけの特別メニューで気分転換
タイプ別の使い分け|手帳・テキスト・アプリで管理する
- 手帳:手書きが好きな方にぴったり。イラストや色で気分アップ
- テキスト:スマホのメモ帳に書いてスキマ時間にチェック
- アプリ:通知機能やウィジェットが便利。無料アプリでも十分使えます
ゆるい時間割の作り方|今日から始める4ステップ
ステップ1|現状を記録して「生活のクセ」を知る
まずは、普段の1日を思い出しながら、ざっくりと時間ごとの行動を書き出してみましょう。起床時間、朝食の支度、子どもの送り出し、家事や買い物など、細かく書かなくても大丈夫です。
「どの時間帯にバタバタしているか」「どの作業が負担に感じるか」といった“生活のクセ”が見えてきます。
また、1〜2日分記録してみると、自分でも気づいていなかった「なんとなくスマホを見てしまう時間」や「休憩できていない時間」が見えてくることも。これを知るだけで、改善のヒントになりますよ。
ステップ2|「必要なこと」だけをピックアップ
次に、毎日の中で「絶対に必要なこと」「できればやりたいこと」を分けて書いてみましょう。例えば、「朝ごはんの支度」は必須でも、「SNSのチェック」はできれば程度かもしれません。
この作業を通して、「やらなければ」の思い込みが減り、実は“やらなくても大丈夫”なこともあることに気づけます。タスクが少なくなるだけで、心がスッと軽くなりますよ。
ステップ3|ざっくりテンプレ化してみる
書き出した情報をもとに、自分だけの「ゆるい時間割」を作ってみましょう。朝・昼・夕といった大まかな時間帯ごとに、「これだけやっておけばOK」という最低限の項目を設定すると続けやすくなります。
テンプレートは紙に手書きでもスマホのメモでも構いません。「朝は家事+10分の自分時間」「昼はランチと買い物、余った時間は自由に」など、柔軟に設計してください。あくまでも“ゆるく”がポイントです。
ステップ4|毎日振り返って、ちょっとだけ調整
作って終わりではなく、1日の終わりに「どうだったかな?」と振り返る時間を5分でも取ってみましょう。うまくいったこと、うまくいかなかったことを書き留めておくと、次に活かせます。
「今日は余白が足りなかった」「午後に疲れが出たから、次は午前にタスクを集めてみよう」など、小さな気づきを積み重ねていくことで、どんどん自分に合った時間割に育っていきます。
毎日少しずつ調整していくことで、自然と習慣化され、無理なく続けられる自分だけのリズムが整っていきますよ。
時間割が続かないときの対処法|よくある悩みと解決アイデア
突然の予定変更で崩れたときは?
朝に立てたスケジュールが、子どもの体調不良や急な来客などでガラッと変わってしまうこともありますよね。そんなとき、「全部やり直さなきゃ」と思うと、それだけで気持ちが疲れてしまいます。まずは深呼吸して、「今できること」だけに集中してみましょう。
戻せそうな予定は、空いている時間にゆるっと差し込むか、思い切って翌日に回してもOKです。
「崩れた=失敗」ではなく、「柔軟に対応できた=成功」と考えて、自分を責めないことが大切です。むしろ予定通りにいかないのが“普通”と思っておくと、心がずっと楽になりますよ。
便利ツール比較|手帳・アプリ・ガントチャートの使い分け
手帳派|手書きのあたたかさ&メリット
紙の手帳に書くことで、目の前のことが整理されやすくなります。書くという動作そのものが「気持ちの切り替えスイッチ」になりやすく、特に朝の予定を手帳に書くだけで、その日1日の心構えができるという人も多いんです。
さらに、手帳にはイラストやシール、カラーペンを使って、自分だけのデザインを楽しめる魅力があります。「今日は星マークで気分良かったことを記録」「可愛いシールでやる気アップ」など、ちょっとした工夫がモチベーションの維持にもつながります。
アプリ派|無料で使えるおすすめアプリ3選
スマホ1つで管理できるアプリは、忙しい主婦の強い味方。無料で使える「TimeTree」は、家族と予定共有ができる機能が便利。
「Googleカレンダー」はGoogleアカウントとの連携がスムーズで、リマインダー機能も使いやすいです。「Notion」は少し慣れが必要ですが、テンプレートを使えばタスク管理や日記としても活用できます。
どのアプリも見た目がシンプルで可愛く、通知機能で「やること忘れてた!」を防げるのが魅力です。
また、アプリなら出先でも確認・編集ができるので、思いついたことをすぐメモするのにも最適。紙よりも柔軟にカスタマイズできるのが、デジタルならではの強みですね。
ガントチャート派|見える化が得意な人向き
ガントチャートとは、プロジェクト管理などで使われる「横棒で予定の流れを表す」表のこと。
家事や育児、趣味など複数のタスクを並行して進める必要がある人にとっては、「何を・いつまでに・どのくらいの時間をかけてやるか」が一目でわかるのが最大の利点です。
たとえば、「月曜は掃除・火曜は買い出し・水曜は通院」など、1週間単位で俯瞰したい人にはとても便利。アプリでガントチャートを作れるツール(NotionやTrelloなど)もあり、視覚的に整理したい人にはぴったりです。
SNS・ブログ・コミュニティでヒントをもらう方法
自分に合ったツールがわからないときは、他の人の実例を見てみるのがおすすめ。Instagramでは「#手帳タイム」「#タイムマネジメント」「#おうち時間割」などのハッシュタグで、たくさんの実践例が見られます。
ブログやYouTubeでは、実際にツールをどう使っているか、主婦目線のレビューも豊富。
「この人とライフスタイル似てるかも」と思えたら、そのまま真似してみるのが◎です。最初はそのまま取り入れて、慣れてきたら自分流にアレンジしていくのが、長く続けるコツですよ。
まとめ|理想の1日は、自分にやさしい時間の使い方から

時間割は「自分を縛るもの」ではなく、「自分をラクにするための味方」。無理にすべてを管理しようとしなくても大丈夫。ちょっとした意識の変化や、ゆるやかな習慣の積み重ねが、いつの間にかあなたの毎日をラクにしてくれます。
毎日完璧じゃなくてもいいんです。うまくいかない日があっても、それもまた自然なこと。そんな日は「今日はがんばらなかったことが、私に必要な休みだったんだ」と優しく受け入れてあげてくださいね。
大切なのは、“自分にやさしい目線”を忘れないこと。「あれもこれもできた」ではなく、「今日はこれだけできた」と、小さな達成を喜べるようになると、自分をもっと大切に思えるようになります。
ゆるく、楽しく、そして何より“自分らしく”続けられる時間の使い方を、これからも試行錯誤しながら育てていきましょう。あなたの毎日が、もっと心地よく、もっと笑顔あふれる時間になりますように。






