「ただいま!」と玄関を開けたその瞬間、荷物をとりあえず置いてしまうこと、ありませんか? その一瞬の行動が、実は散らかりの始まりになっていることが多いのです。
靴の横に置いたレジ袋、ソファにポンと置いたカバン、テーブルに並んだ郵便物… 気づけば家の中が“なんとなく雑然とした空間”になってしまっている、ということも。
この記事では、そういった「外から持ち帰ったモノ」を、たった10分以内で片づけてしまう簡単ルーティンをご紹介します。 このルーティンは、忙しい方や片付けが苦手な方でもすぐに取り入れやすく、無理なく続けられるよう設計されています。
疲れている日も、家族がバタバタしている日も、やることは決まっているから迷わない。 しかもステップはやさしく、毎日の暮らしにそっと寄り添う内容です。
「片付け=大変」というイメージから、「片付け=ホッとできる時間」へと変えていく。 そんなきっかけになれば嬉しいなと思いながら、この記事をお届けします。
短時間で終わる全体のステップ|帰宅後〜10分で完了する手順
0〜1分|玄関での貴重品チェックと即置きルールの作り方
- 玄関を開けたら、まず深呼吸。落ち着いて動き始めると無駄な動きが減ります。
- 財布・鍵・スマホは「いつもここに置く」と決めた場所へ。トレーや小皿を使うとより習慣化しやすくなります。
- 郵便物や学校からのお便りなどは、「即置きゾーン」にポン。リビングに持ち込む前にひと呼吸おくことで、紙類が山積みになるのを防ぎます。
- 玄関近くに簡単な仕分けボックスを設置しておくと、戻す・仕分けるがスムーズに。
1〜5分|簡単仕分けの優先順位(捨てる・一時保管・部屋別移動)
- 家に入る前に中身をざっと見渡し、「捨てるもの」「今使わないもの」「各部屋に持っていくもの」に分ける意識を。
- ゴミは迷わず即処分。玄関近くにゴミ箱があると便利です。
- すぐに使わないけれど、取っておきたい物は一時保管ボックスに。
- 部屋別に移動が必要なものは、小分けのカゴやトートに分けると移動がラクになります。
- 判断に迷うものは「あとでボックス」に。1週間後に再チェックする仕組みを作るのも◎
5〜10分|最短で収納まで終える動線と時間配分のコツ
- 収納するものの中でも「よく使うもの」「元の場所が明確なもの」から優先的に戻しましょう。
- ついで動線(たとえば、キッチンに行くついでにお弁当袋を戻すなど)を活用すると、移動の効率がアップします。
- 家の中を1〜2周する必要がある場合は、カゴを1つ持って各部屋に運ぶスタイルがおすすめ。
- 「この収納で悩まない」状態を目指すには、1日の片付けよりも収納場所の整備も一緒に考えるのがポイントです。
短期間で習慣化するための頻度・リマインド・家族へのフォロー手順
- 片付けルーティンを家族みんなで共有することが、継続のカギです。
- 週1回、家族で「お片付け見直しミーティング」をするとモチベーションが続きやすくなります。
- スマホのカレンダーやリマインダーアプリを活用して「〇曜日の〇時は一時保管見直し」など通知を入れるのもおすすめ。
- 子どもには、視覚でわかりやすいイラストや色分けのチェック表を使うと、自分でできた実感が得られて習慣化しやすくなります。
- 最初は「完璧」を目指さず、取り組んだことをほめ合う空気づくりが、長く続けるコツです。
玄関・土間での仕分けと一時置き収納の具体的アイデア
「即置きボックス」の運用法|段ボール・小型ケース・キャスター活用術
- 段ボールは軽くて移動しやすい
- キャスター付きなら掃除の邪魔にならない
- 蓋つきケースなら見た目もスッキリ
貴重品・受取物の管理手順|検品→写真→保管の具体的フロー
- 宅配便などは受取後すぐ検品
- 写真を撮って記録(スマホでOK)
- 指定場所にラベル付きで保管
ゴミ・リサイクル・不要品を分ける簡単ルールとラベリング
- 3つのボックスで管理(燃える・燃えない・リサイクル)
- 家族がわかるようにラベルを付ける
家族別・目的別の一時置きゾーンを作る(子ども用品・仕事道具・屋外用品)
- 名前付きスペースを用意
- 子どもにはイラスト付きラベル
- 仕事道具はワゴンなどにまとめる
屋内への移動と各部屋の「行き先」を決める収納ルール
キッチン・リビングでの外物収納方法(家電・小物・紙類の扱い)
- 家電の取扱説明書やレシートはクリアファイルへ
- 小物はボックス収納で「一軍」「二軍」に分ける
- 紙類は即スキャン or 捨てる習慣を
衣類・本・趣味用品の最短収納ルート(クローゼット・ボックス活用)
- 衣類は玄関近くに一時収納ボックス
- 本は「読みかけ」「保管」「手放す」に分類
- 趣味用品はラベル付きケースに収納
小型アイテムや工具の収納アイデア(インテリアとの調和)
- おしゃれな工具入れをリビングに置く
- 壁掛け収納やマグネット収納で場所をとらない
大量のモノがある場合の一時保管スペース作りと移動のコツ
- 折りたたみコンテナを活用
- 一時保管エリアを決めて「1週間以内に処理」ルールを
短時間ルーティンを支える便利グッズと収納用品・ツール集
必携アイテム一覧|ボックス・ケース・ラベル・簡易掃除用品
- ボックス類は、用途に応じてサイズや素材を変えるのがポイント。透明タイプは中身が見えて便利、布製やかごタイプはインテリアにもなじみやすいです。
- ラベルシールは手書きでもOKですが、ラベルライターがあるとより見た目が整って気分が上がります。
- 小型ほうきやちりとりセット、除菌シート、消臭スプレーもすぐ使える場所に置いておくと、ついで掃除がしやすくなります。
- お掃除シートやアルコールスプレーをセットにして収納しておくと、片付け後の清掃が時短に。
- ダイソーやセリア、キャンドゥなどの100円ショップには、シンプルでおしゃれな収納グッズが豊富に揃っているので、まずはここから始めるのもおすすめです。
キャスター付き収納や小型ラックで動線を短くする工夫
- キャスター付き収納ボックスやワゴンは、掃除の際の移動もラクで、スペースの有効活用にもなります。
- 使用頻度の高いアイテムをまとめて移動できるので、リビング・キッチン・玄関など複数の場所で活躍。
- 小型ラックは、高さを出して縦の空間を有効に使える便利アイテム。天板にトレーを乗せれば、ちょっとした作業台にもなります。
- 子どもにも手が届きやすい高さに収納スペースを設けることで、自分で片付ける意識が育ちやすくなります。
スマホを使った管理方法(写真記録・チェックリスト・家族共有)
- 片付け前後の状態を写真で記録しておくと、変化が一目でわかって達成感につながります。
- Google KeepやLINEグループなどで「片付けチェックリスト」を共有すれば、家族全員で意識を持ちやすくなります。
- また、毎週のルーティンをカレンダーアプリでリマインド登録しておくと、うっかり忘れ防止にも効果的。
- 使っている収納の中身を撮影しておけば、買い物時の在庫確認にも使えて一石二鳥です。
低コストで始めるアイデア|無料で使える箱・寄付ボックス活用法
- 通販やネットショッピングで届くダンボールは、サイズも使いやすく、即置きボックスとして活用可能です。
- フタ付き段ボールを使えば見た目も整い、一時保管スペースにもなります。
- 学校や地域の福祉団体で設置されている「寄付ボックス」も活用を。まだ使えるけど家で余っているものを、手軽に手放せます。
- 古着回収や文房具のリユース活動など、身近な寄付の窓口を知っておくことで、処分よりも前向きな手放し方ができます。
- 不要になった紙袋や空き箱も、リメイクすれば立派な収納グッズに。工夫次第でお金をかけずに環境にもやさしく始められます。
まとめ|短時間で終わる帰宅後の外物片づけルーティンの始め方

片付けは”気合い”で乗り切るものではなく、”仕組み“があることで自然に続けられるものです。 忙しい毎日の中で、完璧を求めず、無理なく取り組める方法こそが長続きのカギ。
この記事でご紹介した「帰宅後10分のルーティン」は、そんな日々の暮らしに寄り添うような、小さな習慣づくりを目指しています。
ほんの少し意識するだけで、玄関まわりの景色が変わり、部屋の空気も整ってきます。 気持ちもスッキリして、「あぁ、帰ってきてよかった」と思える空間が生まれるでしょう。
最初は、ひとつのボックスを用意するだけでも構いません。 それが「物の居場所をつくる」という第一歩になります。
急がなくても大丈夫。 今日はできた、明日は少しだけ、そんな風にやさしく少しずつでいいんです。
あなた自身や家族の生活スタイルに合わせて、無理なく取り入れていくことで、片付けが自然な日常の一部になっていきます。 仕組みを作って、手放せるものは気持ちよく手放して。
心地よい空間づくりを、あなたらしいペースで始めてみましょう🌿




