「頑張って片付けたはずなのに、気づくとまた散らかっている…」
そんなモヤモヤを感じたことはありませんか?
実はその原因、収納の量やテクニックではなく、モノの“立ち位置”があいまいなことにあるかもしれません。
よく使うモノ、たまに使うモノ、念のため取ってあるモノ──これらがごちゃまぜのままだと、どんなに片付けてもすぐにリバウンドしてしまいます。
そこでおすすめなのが、モノを
「1軍・2軍・予備」
の3つに分けるだけの、シンプルな整理法。
この方法なら、捨てるのが苦手な人でも無理なく始められ、家族ともルールを共有しやすくなります。
特別な収納グッズや難しい判断も必要ありません。
この記事では、
「なぜ片付かないのか?」という原因を整理したうえで、
今日からすぐ実践できる「1軍・2軍・予備」整理のコツをわかりやすく解説します。
整理のカギは「1軍・2軍・予備」思考|家の片付けを根本から変える
「1軍・2軍・予備」とは?役割の定義と分類の目的
- 1軍:毎日〜週に何度も使う“手放せない愛用品”
- 2軍:月に数回使う“あると便利なサブアイテム”
- 予備(3軍):ストックや「いつか使うかも」な“保留品”
この3つにモノを分けてみると、自分の生活スタイルや価値観が浮き彫りになってきます。たとえば、1軍は「今の自分が快適に過ごすために欠かせないモノ」。
2軍は「なくても困らないけど、時々出番があるモノ」。そして予備は「まだ手放す勇気が出ないモノ」「いつか使うかも…と残しているモノ」など。
こうやって分類することで、“いるか・いらないか”という二択ではなく、「今の暮らしでの役割」を基準に判断できるようになります。だから、捨てるのが苦手な方でも気持ちがラクなんです。
判断基準は3つ|使用頻度・機能性・ときめき
「これって1軍かな?2軍かな?」と悩んだときは、以下の3つの基準で見てみてください:
- 使用頻度:「最近いつ使ったか?」がカギ。1週間以内なら1軍、1か月以上使っていなければ2軍か予備かも。
- 機能性:「それがないと困る?」と自分に聞いてみましょう。似たようなモノがあるなら、1軍に選ぶ必要はないかもしれません。
- ときめき:「見ると嬉しい」「好き」と感じるかどうかも、整理の判断材料のひとつになります。使用頻度は高くなくても、自分にとって大切だと感じるモノは、無理に手放す必要はありません。
この3つの視点を持つことで、「捨てる・残す」ではなく、「今の自分にとって必要かどうか」で考えられるようになります。
仕分けで得られるメリット
- 必要なモノがすぐ見つかる:探し物の時間が減り、毎日の行動もスムーズに。
- スペースにゆとりが生まれる:1軍だけを手前に置くことで、収納に“余白”ができ、気持ちにも余裕が生まれます。
- 「急な来客でも慌てない家」に:定期的に1軍・2軍を見直すことで、いつ誰が来ても落ち着いた空間に整えられます。
- 家族にもわかりやすい収納に:役割で分けているので「これは1軍のモノだよね」と共通認識が持てて、家族の協力も得やすくなります。
“モノと向き合う”って、難しそうに思えるかもしれませんが、この考え方なら「手放さなくてもいい」「分けるだけでも変わる」から、初心者さんにもおすすめですよ♪
【準備編】即整理を始める前に|必要な道具と作業スペースの作り方
整理に必要な道具リスト
- 空き箱やボックス(段ボールでもOK)
- ラベルシール・油性ペン
- タイマー(集中力UPに)
- ウエットティッシュやゴミ袋
- 軍手やマスク(ほこり対策に)
- ハンディ掃除機や雑巾(ちょっとした掃除も同時に)
- 筆記用具とメモ帳(出てきた「見直し候補」リストに)
「整理=捨てる」と考えるとハードルが高くなりがちですが、まずは“分けるだけ”と気楽にスタートすることが大切です。 道具をあらかじめ準備しておくだけで、「やろう」と思った瞬間にすぐ取りかかることができます。
また、ラベルやボックスの見た目を揃えると、片付けたあとの満足感もぐっと高まりますよ。 無印や100均、ニトリなど身近なお店で、手軽に揃えられるのも嬉しいポイントです。
作業スペースの作り方
一度に全部の部屋を片付けるのは大変すぎて挫折しがち。だからこそ、まずは「小さなエリア」を決めて取り組むのがおすすめです。
たとえば、キッチンの引き出し1段、洗面台の下、玄関の棚1つなど。1か所の範囲を小さくすると達成感を得やすく、次のやる気にもつながります。
- 作業時間は30分〜1時間を目安に。集中力が続く時間で区切りましょう。
- 終わったあとは、きれいになった場所をじっくり眺めて、自分をたっぷり褒めてくださいね♪
- スマホでビフォー・アフターを撮ると、やる気の記録にもなっておすすめです。
周囲にモノが多すぎて作業しにくいときは、大きめのレジャーシートを床に広げたり、一時的にモノを避けるスペースをつくるのも◎。
無印・ニトリなど収納アイテムの選び方
収納アイテムを選ぶときは、まず「何を入れるか」が決まってからがおすすめ。 よくある失敗は、「収納用品だけ先に買ってしまってサイズが合わなかった」というパターンです。
- サイズ感:入れるモノにぴったり収まるかどうか。
- 色・素材:見える場所なら、部屋の雰囲気に合うものを。
- フタ付き or オープンタイプ:よく使うモノなら出し入れしやすさ重視、たまに使うモノなら積み重ねられるタイプも便利。
- 透明 or 不透明:中身が見えると探しやすいけど、見せたくないときは不透明タイプでスッキリ感を。
無印良品やニトリのアイテムはサイズ展開が豊富で、シンプルな見た目のものが多いので、組み合わせもしやすいです。 気になる方は、SNSやショップの収納実例をチェックしてみると、参考になりますよ♪
【実践編】家のモノを1軍・2軍・予備に分けるステップ解説
まずは「全部出す」|全出しで本当の量を知る
まずは「見えている範囲」だけではなく、引き出しの奥や収納ケースの中、クローゼットの上段なども含めて、ひとつのカテゴリごとにすべてのモノを出しましょう。
カテゴリの例としては「文房具」「靴下」「調理器具」「コスメ」「紙類」など。いろいろ混ざったまま出してしまうと判断が鈍るので、できるだけ“種類ごと”がポイントです。
全部を出して広げてみると、「こんなにあったの!?」とびっくりする方も多いはず。自分の所有量を“目で見て実感する”ことが、片付けの大きな第一歩になります。
1軍に残す基準
出したモノの中から、「今、日常的に使っているもの」を1軍として選びます。 以下のような基準で自分に問いかけてみましょう:
- 今週(または直近で)実際に使った?
- それがないと、毎日の生活に支障が出る?
- 似たようなモノが複数ある場合、どれがいちばん使いやすい?
「ちょっと迷う…」「これは好きだけど最近使ってない…」というものは、無理に1軍にせず、2軍または保留BOXに回すことで、後悔もなく判断できます。
2軍・予備の保管ルール
2軍や予備に振り分けたモノは、なるべく「使う時だけ取り出せるような場所」に収納するのがコツです。
- 使う頻度が低いものは、奥の棚やクローゼットの上段にまとめて保管
- 透明ケースやラベル付きボックスで中身が一目でわかるように
- ラベルには「カテゴリ名+日付(整理した日)」を書いておくと見直し時の判断がラクになります
また、月に1回、季節の変わり目、引越し前などに“見直し日”を設定することで、2軍のまま放置されることを防げます。
決めきれないモノは「保留ボックス」へ
「これ、捨てるには惜しいけど、今使ってるわけでもない…」というモノは、保留ボックスにまとめておきましょう。
- ボックスや紙袋などに“迷い中”と書いてまとめておく
- 1〜3か月後に「それが必要だったかどうか」を自分に確認
- その期間中に思い出さなかった、使わなかったモノは“卒業候補”と考えてOK
保留ボックスは、感情的なモノとの距離を取るための“クッションスペース”のような存在です。無理に捨てなくても、時間をかけて気持ちの整理ができるのでおすすめです。
このようにステップを踏みながら「分ける」だけでも、驚くほど気持ちがスッキリしてきますよ♪
部屋別の実践例|「この視点」で分ければ片付けが進む
キッチン|よく使う食器と“2軍”鍋の処分基準
- よく使う食器は手の届く位置に
- 「年に1回しか使わない鍋」は2軍か見直し候補
- 調理道具は「使う→洗う→戻す」の導線重視で配置
クローゼット|季節&頻度で衣類を分類
- 今の季節に着る服=1軍
- 好きだけど今は着ない服=2軍
- 何年も着ていない服=見直し・手放すチャンス
洗面所・コスメ|2軍コスメは“期限”で整理
- 毎朝使うアイテムだけを1軍に
- サンプルや使用感が合わなかったものは2軍・保留へ
- 化粧ポーチは「1軍だけ」で軽くて快適に♪
子ども部屋・おもちゃ|定期ローテと家族ルールの作り方
- 子どもと一緒に「お気に入り」を選ぶ
- 2軍のおもちゃはボックスに入れて“ローテーション制”
- 「新しいおもちゃを買うなら1つ手放す」ルールも◎
家族と一緒に進めるコツ|協力して「いつ人が来てもいい家」に
家族の“いる・いらない”の基準をそろえる方法
家族全員で片付けに取り組むには、「モノの価値観」をすり合わせることが大切です。たとえば、ママが不要だと思っていた物が、子どもにとっては大切なおもちゃだった…なんてことも。
- ワークシートやチェックリストを使って、それぞれの「大切なモノ」「よく使っているモノ」を書き出してみましょう。
- 「これは使ってる?」「いつ最後に使った?」など、お互いに問いかけることで、気づきや発見が生まれます。
- 家族の中で“判断のモヤモヤ”が出たときは、いったん保留BOXへ。「あとで見直す」ことで、ストレスを軽減できます。
譲れないモノと減らせるモノの違いを見つける
家族それぞれにとって大切なモノがあるからこそ、無理に減らすのではなく、「何が譲れないのか」「逆に手放せそうなものは何か」を一緒に探っていくことがポイントです。
- 思い出や趣味に関するモノは、気持ちに配慮して“無理に捨てない”のが鉄則です。
- ただし、もう使っていない家電や壊れかけたグッズなど、明らかに出番のないモノは「今後の暮らしに必要か?」という視点で話し合ってみましょう。
- 「場所を取るけど、気持ち的に手放せないモノ」は“思い出箱”にまとめてコンパクトに保管するのもおすすめです。
引越しや模様替えにも活きる!分類法の応用術
この「1軍・2軍・予備」の考え方は、実は引越しや模様替えのときにもとても役立ちます。
- 引越し準備の際には、荷造り前にまず1軍・2軍を分けておくと、持っていくモノの量も把握しやすくなり、引越しコストの見直しにもつながります。
- 新居ではまず「1軍」の収納から整えていくことで、生活導線がスムーズに整い、住み心地もぐんとアップします。
- 模様替えや季節の衣替えにも、1軍・2軍の見直しを取り入れると、毎シーズン無理なくスッキリ空間を維持できます。
このように、家族でルールを共有しながら進めることで、片付けが“自分だけの負担”ではなく“みんなで協力する楽しい時間”に変わっていきますよ♪
まとめ|“1軍・2軍・予備”思考で、あなたの家も劇的に変わる

「モノを減らさなきゃ…」と焦る前に、「このモノ、今の自分にどんな役割があるかな?」と考えてみること。
“1軍・2軍・予備”というシンプルな考え方を取り入れるだけで、暮らしの中の選択がしやすくなり、「使いやすさ」や「心地よさ」が自然と整っていきます。
どのモノも、「いる or いらない」ではなく「どう使いたいか」で考えることで、片付けが“前向きな作業”に変わります。
そしてその結果、毎日の生活がちょっとラクになったり、急な来客に焦らなくなったり、家族とのやりとりがスムーズになったり…。
少しずつの積み重ねが、大きな変化につながります。
ぜひ今日から、あなたの暮らしに「1軍・2軍・予備」の視点を取り入れてみてください。
どんなペースでも大丈夫。あなたらしい整え方で、心地よい毎日をつくっていきましょう。






