この記事では、賃貸にお住まいの方でも安心して実践できる、子どもの作品を飾る方法をご紹介します。限られた空間のなかでも、工夫しだいでお部屋を明るく、子どもの成長を感じられる空間にすることができますよ。
「せっかく描いた絵や工作、ちゃんと飾ってあげたい。でも壁に穴は開けられないし、スペースもないし…」そんな悩みを持つママさん、パパさんはきっと少なくないはずです。特に賃貸のおうちでは、壁や天井を傷つけないように気を使う場面が多いですよね。
とはいえ、子どもが一生懸命に作った作品は、飾ってこそ価値があるもの。お部屋に飾ることで、子ども自身も「認めてもらえた」という達成感や、自信につながっていきます。
今回は、そんな願いを叶えるために、壁に穴を開けずにできる飾り方や、立体作品の見せ方や保管の工夫まで、初心者の方でも今日から始められるアイデアを、やさしく丁寧にお伝えしていきます。
ぜひ最後まで読んで、おうちの中でできる「ちいさなギャラリーづくり」を一緒に楽しんでみてくださいね。
まずはここから!穴あけ不要で飾れる簡単アイデアまとめ
マスキングテープでフレーム風におしゃれアレンジ
カラフルなマスキングテープで、子どもの絵のまわりを囲むだけで簡単フレームに仕上がります。デザインや幅も豊富で、お部屋の雰囲気に合わせて選べるのが嬉しいポイント。
貼って剥がせるタイプが多いため、壁紙を傷つける心配もほとんどなく、気軽に挑戦できます。作品の上下にちょこんとワンポイントを加えるだけでも、ぐっと見栄えが良くなりますよ。
洗濯バサミ×紐で“作品ギャラリー”を作る方法
ナチュラルな雰囲気が好きな方には、麻ひもやコットンロープと洗濯バサミの組み合わせがおすすめ。紐を壁に画鋲や粘着フックで軽くとめて、子どもの作品を洗濯バサミで吊るすだけで、あっという間に“おうちギャラリー”が完成します。
季節ごとに作品を入れ替えると、インテリアにも変化が出て楽しいですよ。木製のピンチを使えば、あたたかみのある雰囲気にもなります。
粘着フック・コマンドフック活用のポイント
コマンドフックや粘着タイプのフックは、壁を傷めずに取り付けができる優れもの。軽量の作品であれば十分に支えることができ、画用紙や色紙サイズの作品もバランス良く飾れます。
さらに、取り外しも簡単なので、模様替えや作品の入れ替えにも柔軟に対応できるのが魅力。透明タイプを選ぶと、よりすっきりした印象になりますよ。
布や布パネルで高見えするテクニック
ちょっと雰囲気を変えたいときには、ファブリックパネルや布を使った背景づくりもおすすめです。100均で手に入る布やクッションカバーを板や段ボールに巻きつけ、壁に立てかけるだけで、作品の背景がぐっと華やかに。
色や柄を選ぶだけでも季節感や統一感が生まれ、飾った作品がまるでギャラリーの展示物のように映えます。周りにドライフラワーや小物を添えても素敵ですね。
立体作品・工作・粘土の飾り方と保管術
透明ケース・アクリルボックスを使った“見せる収納”
フィギュア用のケースや100均のクリアボックスに入れるだけで、ホコリも防げて一石二鳥です。特に粘土や紙粘土などで作った立体作品は、時間が経つと汚れたり壊れたりしやすいので、ケースでしっかり守るのがおすすめ。
中に小さな台座や布を敷いてあげると、作品がさらに引き立ち、まるで展示会のような仕上がりに。透明ケースは棚に並べても圧迫感がなく、お部屋の雰囲気にもなじみやすいのが嬉しいポイントです。
突っ張り棚・カラボ活用で立体ディスプレイに
カラーボックスや突っ張り棚に乗せれば、簡単に飾れます。高さを変えることで奥行きも出せますよ。特に子ども部屋やリビングの一角にスペースを決めてディスプレイコーナーを作ると、家族みんなで作品を楽しめます。
突っ張り棚は棚の高さを自由に変えられるので、作品の大きさや形に合わせて調整できるのが便利です。棚の一部にLEDライトを取り付ければ、ちょっとした照明効果も演出できますよ。
作品の写真を撮って「成長記録」として残す方法
飾りきれない作品は、写真で記録するのもおすすめ。スマホで撮るだけでも、立派な思い出になります。特に、作った本人が作品を手に持っている写真を残すと、「この時こんなに小さかったんだね」とあとから見返すのが楽しくなります。
背景には無地の布や壁を使うと、作品が引き立って写ります。季節ごとにまとめてアルバムにするなど、少しずつ工夫を加えていくと、立派な成長記録になりますよ。
プレゼント化・長期保存する工夫と注意点
お気に入りはフォトフレームに入れて、祖父母にプレゼントしても喜ばれます。とくに手形や粘土の足形などは「このときだけ」の貴重な記録になるので、プレゼントとしても価値が高まります。
長期保存には、密閉できるケースに乾燥剤を入れる、風通しの良い場所にしまうなど、湿気対策が大切です。また、作品に日付や子どもの名前を書いておくと、年月が経ってからでも誰の作品かすぐにわかり、より大切な思い出として残せます。
ボードや壁面でつくる“おうちギャラリー”のアイデア
ワイヤーネット・コルクボードの活用術
ワイヤーネットやコルクボードは、立てかけるだけでも使えるのでとても手軽です。壁に穴を開ける必要がないため、賃貸でも安心して使えるアイテム。
フックやクリップを使えば、絵だけでなく軽めの立体作品や小さな工作物も飾ることができます。特にワイヤーネットは、フックの位置を自由に変えられるので、作品の大きさや形に合わせてアレンジが可能です。
また、ボードの枠を塗装したり布を貼ったりすることで、インテリアに合わせたカスタマイズも楽しめます。
ポケットファイルで「整理しながら見せる」方法
書類用のポケットファイルを使えば、作品を整理しながら見せることができます。透明なポケットに絵やプリントを入れて、画鋲やフックで壁に吊るすだけでOK。
特にA4サイズの作品にぴったりで、子どもが描いた絵を時系列で並べることで成長の記録にもなります。
入れ替えもスムーズなので、季節やイベントに合わせて作品を更新するのも簡単です。1冊分のポケットをまとめて吊るすと、ファイルブックのようにも使えますよ。
布・マットをフレーム代わりにするアイデア
お部屋にやさしい雰囲気を加えたいときには、布やマットを使ったアレンジがおすすめです。布を画鋲や粘着テープで壁に留め、その上に作品を貼るだけで、簡単にフレームのような背景ができます。
選ぶ布の色や柄を変えるだけでも、季節感やテーマを演出できます。秋はチェック柄、春は花柄など、お部屋の雰囲気と合わせて楽しんでみてください。使い終わった布は洗って再利用できるので、エコなディスプレイとしても魅力的です。
インテリアと馴染ませる色使い・配置の工夫
お部屋に飾るなら、作品だけでなくその「見せ方」も大切。作品のカラーと周囲の家具や壁紙の色を揃えることで、空間全体に統一感が生まれます。おすすめは、3色以内でまとめること。
ベースカラー・アクセントカラー・差し色を意識すると、まとまりのある印象になります。
配置もバラバラにせず、縦・横のラインを意識して整えるだけで、より洗練されたディスプレイに見えます。照明や観葉植物を添えると、さらにおしゃれなギャラリースペースになりますよ。
子どもと一緒に楽しむ!飾ることで育つ自己肯定感
作品を選ぶときの「ルール作り」と声かけ方法
「この中で一番がんばった作品はどれかな?」など、子どもの気持ちを大切にした声かけがポイントです。選ぶ際には、親が先に判断してしまうのではなく、まずは子ども自身に問いかけて意見を聞くことが大切です。
「一番たのしかった作品はどれ?」「これを飾ったら誰が喜んでくれそうかな?」など、会話の中で自然に選ばせてあげることで、自己表現力や判断力も育まれます。また、選んだ理由を一緒に振り返ることで、自分の成長を感じられるきっかけにもなります。
「作る→飾る→残す」を習慣化するコツ
作品を作ったら飾る場所を決めておくと、子どもも達成感を得やすくなります。
「完成したらこのコーナーに飾ろうね」といった流れを日常に組み込むことで、子どもは「作る楽しさ」だけでなく「見てもらえる喜び」や「記録として残す意義」も自然と学んでいきます。
作品の飾り場所には名前や日付を添えると、より特別感が増します。一定期間が過ぎたら写真に残してアルバムへ…というサイクルをつくることで、無理なく継続できますよ。
おうち展示会や作品のプレゼント化アイデア
「今月の作品展」などイベント化すると、子どもも楽しめます。週末に家族を招待して「ミニ個展」を開くのも素敵な思い出になりますし、自分で案内ポスターを作ったり、作品のタイトルカードを書いたりすることで、創作意欲もアップします。
また、特に気に入った作品はフォトカードやポストカードにして、祖父母やお友だちへのプレゼントにするのもおすすめです。誰かに喜んでもらえる経験は、子どもの自信にもつながります。
増えすぎた作品もスッキリ!写真&デジタル保存法
平面・立体別の「撮影と整理」のポイント
自然光のもとで撮影するとキレイに写せます。できれば午前中のやわらかい日差しを利用すると、色味もより自然に写ります。背景は白か無地の布、シンプルな壁などがおすすめ。余計なものが映り込まないようにすると、作品がより際立って見えます。
立体作品は、斜めや上からなど角度を変えて数枚撮影しておくと、後から見返すときにも楽しくなります。作品の横に日付や名前を書いた紙を置いて一緒に写すのも良い工夫です。
スマホアプリやクラウド活用でラクラク保存
Googleフォトやアルバスなど、簡単に作品を整理できるアプリがたくさんあります。フォルダを「年・月・季節別」に分けておくと探しやすくなりますし、コメント機能があるアプリなら、作品の裏話や子どもの感想も一緒に記録できます。
DropboxやiCloudなどのクラウドサービスを使えば、家族で共有したり、スマホが故障しても安心です。音声メモを添えると、作品づくりの背景も残せてより感動的な記録になりますよ。
フォトブックやデジタルアルバムを作る方法
年に一冊まとめるだけでも、素敵な思い出になります。写真を選んで、コメントや日付を添えて、オンラインで注文できるサービスも多数あります。
1冊数百円〜から作れる手軽なものもあり、毎年の成長記録としてシリーズ化するのもおすすめ。おじいちゃんおばあちゃんへのプレゼントにしても、とても喜ばれます。印刷の質やサイズも選べるので、用途に合わせてお気に入りの1冊を作ってみてください。
実物を残すときの“最小限収納ルール”
全部を残すのではなく「思い出+季節ごとのベスト3」などルールを決めると、スッキリ保管できます。クリアファイルや薄型の収納ケースにまとめると場所を取りません。作品ごとにラベルをつけたり、年別で色を変えるなど、ひと目でわかる工夫も◎。
収納する前に写真を撮っておくことで、実物を手放すときも気持ちが整理されやすくなります。どうしても捨てられない作品は、思い切って“記念ボックス”としてひとつだけ特別に残すのも方法です。
賃貸でも安心!よくある悩みと対処Q&A
壁に跡が残らない貼り方&剥がし方は?
粘着テープを使う際は、必ず「剥がせるタイプ」「跡が残りにくい」と記載のある商品を選ぶのがポイントです。特に賃貸の場合、壁紙の素材によっては跡が残ったり破れてしまうこともあるため、目立たない場所で試し貼りをしてから使用するのがおすすめです。
また、長期間貼りっぱなしにすると粘着力が強まることがあるので、定期的に貼り替えるようにすると安心。コマンドフックや、糊が残りにくい両面テープなども併用すると、さらに安全に飾れます。壁紙の素材に合った道具選びが、きれいに楽しむコツです。
作品が多すぎる…どう整理・手放す?
子どもの作品はどれも思い出が詰まっていて、なかなか手放しにくいもの。でも、飾れるスペースには限りがあるので「撮影→データ保存→厳選して保管」のサイクルを作るとスッキリします。
撮影した写真に日付やコメントを添えておくと、あとで見返したときにも楽しめます。子どもと一緒に「お気に入りランキング」を決めたり、「これは誰にプレゼントする?」と会話をしながら選ぶことで、納得感をもって手放せます。
どうしても残したいものは「思い出ボックス」にまとめておくのもひとつの方法です。
インテリアと調和する飾り方のコツは?
子どもの作品を飾ると、お部屋が明るく元気な雰囲気になりますよね。ただし、色や配置がバラバラだと、ちょっとごちゃついて見えてしまうことも。そんなときは、お部屋のインテリアに合わせて飾り方を工夫するのがコツです。
たとえば、フレームや背景の色を家具の色味と合わせたり、飾る位置を縦や横のラインでそろえるだけでも、まとまりが出ておしゃれに見えます。作品が主張しすぎないように、周囲に余白を持たせると、空間にゆとりが生まれて落ち着いた印象になりますよ。
まとめ|賃貸でも無理なく続けられる作品整理アイデア集

いかがでしたか? 壁に穴を開けなくても、ちょっとした工夫やアイデアで、お子さんの作品をおしゃれに、そして温かく飾ることができます。
「賃貸だからできない」と諦めるのではなく、「賃貸でもできる方法」を見つけることで、暮らしの中に小さな喜びや感動を増やしていくことができます。
子どもの成長はあっという間。だからこそ、日々の小さな作品たちを大切にし、目に見える形で残していくことは、かけがえのない時間を記録していくことにもつながります。
この記事では、飾り方の工夫だけでなく、保管や整理、家族で楽しむアイデアまで、幅広くご紹介してきました。どの方法も手軽に始められて、続けやすいものばかりです。
ぜひご家庭のスタイルに合った方法を見つけて、子どもと一緒に「飾る」「楽しむ」「残す」時間を過ごしてみてください。作品を通して、家族の会話が増えたり、子どもの自己肯定感が育まれたりするはずです。
今日からでもできる小さな工夫を、無理のない範囲で取り入れて、心あたたまる毎日を過ごしていきましょう♪







